中国の鉄道基礎知識

基礎知識 鉄道の使い方
鉄道は便利だ!
列車の種類
座席の種類
参考資料 各都市間の距離一覧表
列車の運賃一覧表
参考リンク

鉄道の使い方

この広い中国大陸を移動する手段として、鉄道は欠かせません。所要時間は飛行機より遅いが値段も安いとくれば利用しない手はありません。「宿代を浮かせたい」、「時間が惜しい」、「中国の人との交流を楽しみたい」など利用するメリットは多数あります。
98年10月のダイヤ大改正以降、夕方発翌朝着の走行距離数百キロの夜行列車が大幅に増加し、宿としても利用できるメリットも大きくなった。
一般的に、ほとんどの列車が長距離列車で、走行距離は1000km以上走る列車はざらで、3泊4日かかる列車もあります。

MLからの抜粋情報(99.07.16)
簡単に紹介すれば、軟臥は4人ずつのコンパートメントで、 硬臥は3段ベッドがしきりなしで続いています。ベッド自体の衛生ということでは、あまり心配しないでいいでしょう。発車して一時間もすれば、食べカスなどが床に散乱するかも しれませんが。あと、今の時期は最上段のベッドは冷房が 強すぎて風邪をひくおそれもあります。
MLからの抜粋情報(99.04.17)
上海から広州へは夜行列車で26時間ほどで行きました。49次の上海-広州で、広州に午後7時半につきました。座席は硬臥の上鋪で355元でした。二日前の切符は上海駅近くの龍門賓館の華僑・外国旅行者専用窓口でとりました。列車に乗車後、隣の硬臥車両の中鋪の女の人が、寝台席を交換しようと話しかけてきました。上よりは中のほうがいいので、話にのったのですが、服務員にいわなくてい いのかと聞くと、彼女はその必要はないといったのでそのまま交換しました。しかし 案の定、発車前に服務員が寝台切符の確認に来たさいに発覚し、降りろといわれました。事情を話して、なおかつベッドを交換した彼女と話してくれるよう頼み、しばら くたって寝台席交換が認められて、ほっとしました。みなさんもこういう話がきたら、 きちんと服務員に話しておきましょう。
投稿情報(97.03.16) Kitamuraさん
始めまして。私は昨年12月から1、2、3月と4回ほど東莞と上海へいきました。
スケールの大きさには ただただおどろくばかり,国民性も日本と違う。 2月のことですが無錫まで、行きは1等車といいますか。で、帰りは一般車両 すごくどの車両もこんでいたので せめて空いている車両のデッキにでも立っていようと あちこち探しているうちに発射時間になりでっきの階段の 何ていうのですか鉄板が 降ろされ急いで乗車しょうとしている私を女性の車掌がデッキで見ていても 知らん顔、でした。所変われば で当たり前で無いことが当たり前なのでしょうか. 小さな親切 のない国かなと感じ又反面社会思想が生んだ産物とも思いました。 基本的には中国は好きなのですがまだまだで理解するにも時間が必要でしょう。

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鉄道は便利だ!

例えば、北京−大連の場合。

<値段>飛行機580元、汽車(快速)軟臥399元・硬臥261元(下鋪)、バス(臥鋪)200元位
<便数>飛行機6〜9便/日、汽車2本/日、バス不明(1本位はあると思う)
<時間>飛行機1時間10分、汽車12時間、バス15時間以上

バスの値段は一番安いが、道が悪い場合、よく揺れるし、バスも古く乗り心地は悪い。あまり眠れない。休憩回数の関係で用を足さずに乗るとつらい。

飛行機は高いが早い。汽車は数百km以上になると夜行列車が多く、夕方(晩)発、朝着が多いので、1泊の宿代は浮くし、新しい列車(快速)なので乗り心地も良い。コスト的にも硬臥を使えば安い。

このように、夕方(晩)発朝着の列車がある場合、これを利用すると宿代も浮き、朝から1日行動も可能で、コストも安い。荷物の管理も気をつけていれば問題はないはず。・・・なので、時間に余裕が無い人、少しでも効率よく日程を組みたい人、宿代を浮かせたい人等汽車を利用するとよいかもしれません。昼間のみ走る列車も比較的乗りやすく快適だ。(始発から乗る場合は前日までに買えばほぼ間違えなく切符は手に入る)

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列車の種類

2000年10月にダイヤ改正があり、これまで列車の種類が多数あったのですがが、それを4種類にしてすっきりさせました。

特快旅客列車 T1〜T906
快速旅客列車 K3〜K994
普通旅客快車 1003〜5936
普通旅客慢車 6001〜8976

列車での移動は長距離が多いため、早くて快適な”特快”・”快速”を利用するのがお勧めです。
普快や普客は優等列車の通過待ちが多いため、所要時間が優等列車に比べ1.5倍から2倍かかります。

左:快速列車のプレート 右:普通旅客快車のプレート
中国旅遊掲示板(99.02.17)綾仁さん
中国は旧正月(春節)のシーズン真っ最中で,日本の年末年始と同じように,臨時列車が多数運行されているようです. 中国鉄道出版社刊「全国鉄路春運旅客列車時刻表 '99」によると,130くらいのルートで往復合わせて300本ぐらいの臨時列車が2月1日から3月12日まで運行されています.「臨快」という形で車次301番から695番までと,あと数本のZ,S,Kで始まる列車番号のものがあります. 2月上旬に中国を旅したときに,昆明駅の軟臥待合室で「全国鉄路旅客列車時刻表」を買おうとしたところ,係員がこの臨時列車の時刻表の方を2元で売ってくれたのでした. 時刻表が私の手元にありますので,特定の区間の臨時列車のご質問にはお答えできるでしょう.臨時増刊なので,通常の時刻表のように日本国内の中国書籍の店で入手できるかどうかはわかりません.

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座席の種類

軟臥…日本でいう”A寝台”。4人の個室になっており、2段ベットが2つある。ドアがあるので、4人で旅行する時は便利だが、そうでないときは見知らぬ人と同室になるので、女性は気を使うことになるだろう。値段は硬臥の2倍以上するため、購入する人は少なく、案外購入しやすい。定員が少ないので静か。車掌がポットにお湯を汲んでくれるサービスがある。各コンパートメントには電源があり、電力の小さな電気器具であれば使用できる。
左:軟臥車の廊下

右上:軟臥車の洗面所

右下:軟臥のトイレ



硬臥
…日本でいう”B寝台”。個室ではなく、3段ベットになっている。下段は、昼間は上段・中段の人が座るので寝転ぶことが雰囲気的に難しい。昼間も自分のスペースがほしい人は、狭いが上段・中段を選ぶこと。切符の購入は一番難しい。早めの購入を心がけること。




左上:硬臥の通路。通路にある小さい椅子か下段寝台に座って過ごす。

左中:洗面所

左下:上段寝台

右上:下段寝台

右中上:中段寝台

右中下:トイレ

右下:洗面所




軟座
…日本でいう”グリーン車”。昼間走る列車には大抵連結されている。比較的手にいれやすい。

硬座
…日本でいう”ボックスシート車”。常に席が埋まっている状態で昼も夜も走るため、居住性は良くない。最近禁煙車が増えつつあるが、タバコの煙は相変わらず充満している。長距離で乗るときはそれなりの覚悟が必要。
チケットは始発駅なら指定券が大抵手に入る。途中駅の場合は座席指定のない”無座”しか購入できない。乗車後、席があれば座れるがなければ立ちっぱなしになる。


左上:北京行き硬座車内
【譲湖路→哈爾濱 2001.05.07】

左下:番号プレート

右上:硬座から眺めた車窓

右下:硬座車内
【譲湖路→哈爾濱 2001.05.07】

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切符販売のネットワーク化

遅れ馳せながら、日本のみどりの窓口と同様のシステムが普及しつつある。オンラインネットワークが導入されている都市における切符の購入は以前より簡単になったようだ。
北京、上海、広州など主要駅で切符の発券のオンライン化が進んでおり、往復切符の購入ができる。また、広東省・済南など10余りの地区でネットワーク化が進み、ネットワーク内の他の駅発のチケットが購入できるようになった。これらの都市の市内にある販売窓口でも駅の窓口と同様に切符が購入できる。ということは、わざわざ、駅の窓口まで行き長蛇の列に並ばずにすむため、市内のすいてそうな窓口へ行けば簡単に希望のチケットが購入できることになる。
広東省内17駅でオンライン発券が開始(98.10以前)
9月15日より、広州・広州東・深川・佛山・汕頭・恵州・梅州・韶関・肇慶・茂名北等17駅及び106の発券代理店でオンライン発券が開始された。
南京駅で連続切符の販売サービスを始める(98.10以前)
済南(7:50)→青島(12:49)遊201次の切符を南京駅で販売を始めた。これは全国初の快挙らしい。
上海→青島532次直快では旅客のニーズに答えきれないため、済南駅との協議の結果、552次直快上海発済南(5:55)行(南京17:22発)と遊201次のリレー運送を開始する運びとなった。
北京・長城飯店に火車票代售処開設(98.10以前)
北京万里長城航空旅遊中心と北京駅が共同で設ける。北京・北京西・北京南・北京北駅始発の切符を取扱う。

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参考リンク

鉄道情報(切符の買い方・乗り方等)
中国鉄路で旅に出よう!(色家集団・中国友誼之会)

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最終更新日:2001.11.01
作成日:2001.06.09