汽車旅


乗車から下車まで

1.待合室(候車室)
軟臥・軟座の人は専用の待合室があるので、そちらへ行く。検札時間が硬臥・硬座の旅客よりも早いなど優先的な扱いを受けると都ができるので少し余裕をもってくればよい。硬臥・硬座の場合は、荷物の置き場所争奪戦があるため、少しでも早く行き、改札口の前で待つ。改札口は列車別になっているため間違えないこと。


左:長春駅第4待合室  中:長春駅交通弱者向け待合室  右:長春駅第4待合室内(大きな駅では乗車する列車が書かれたプレートの列で待つことになる。)
長春駅待合室手前の売店

2.改札
列車到着数分前になると、改札が始まる。改札後乗客は荷物の置き場所を確保するため、ホームへ猛ダッシュするので、負けずに走ること。
長春駅第4待合室改札


3.乗車
各車両の乗車口は2箇所あるが、1箇所しか空いておらず、その乗車口には車掌(ほとんどが若い女性)がいるので切符を見せてから乗車する。
譲湖路駅(大慶駅の手前)


4.座席へ
硬座・硬臥に乗車する方で荷物が多い人は、早く網棚の場所を確保する。途中駅からの乗車だと棚に空きスペースがない場合がある。
軟臥の人も荷物の多い人は場所の確保に走るが一両の定員が少ないため、場所は確保し易い。
7号車硬臥の荷物棚 【2001.05.07 1472次徐州行


5.発車
発車後、寝台車の客は切符と寝台券を交換させられる。
車内では、お茶を飲んだり、ひまわりの種を食べたり、トランプをしたり・・・と忙しい。一人の客は新聞や雑誌を読んでいる。自分が読んでいる新聞をその辺に置いておくと、だれかが読み始める。逆に相手が読んでいる新聞を借りて読んでもなにも言わない。みんな思い思いに過ごしている。「どちらへ」と言う言葉から会話も弾み、楽しいひとときが過ごせるかも?

換車証・・・寝台車(硬臥・軟臥)に乗車した後に車掌に切符を預ける変わりにこれをもらえる。下車前に切符と交換してくれる。
左・右:喫煙所
左・右:車内販売
左・右:給湯室
左・右:車掌室


6.途中停車
途中の駅では結構長時間10分以上停車することも多く、そういうときは、ホームへ降りて、背伸びをしたり、販売員から食料や飲物を買ったりする。
ホームの売店


7.食事
食堂車は軟臥車の隣の車両にある。食堂車のメニューは多くなく、安くはないので、大多数の人は食堂車から販売員が弁当販売車をひいてやってくるので弁当を買って食べる。この他、頻繁に車内販売がやってくる。

左:営業開始直後の食堂車  右:朝定食(10元) 主食に面かごはんかを選べる。【2001.05.07 1472次徐州行


8.就寝
夜行列車だと、消灯時間がある。硬座は基本的に夜中も電気がついている。さっきまで、にぎやかだった車内も急に静かになる。


9.目的地に到着
終着駅近くなると、車掌が廊下の掃除や、ベットの片づけを始める。寝ている人も強制的に起こされる。下車30分から1時間前に寝台券と乗車券を交換する。
下車後、出口へ向かう。切符をみせで改札をでる。すると、宿の斡旋人や迎えの人が沢山いて客を待っている。
終着駅近くになると車掌が掃除をはじめる。
天津駅の地下道 【2001.05.07 1472次徐州行

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只今、サービス向上中

最近、よく列車のサービスが向上したというニュースをよく見かける。例えば・・・

北京西発深川行105/106次特快
重点旅客に対し、「三優先」=乗車・寝台切符の手配、食事の優先(食堂車の営業時間前に案内する等)・水や食事を席まで運ぶ、改札を出るまで見送る=を実施。この他、切手・便箋・封筒等を用意したり、休憩に入っている乗務員がボランティアで薬や裁縫用具を席まで運ぶ等。

北京発上海行K13次快速
硬座も軟座に程近いシート。各車内は緑のじゅうたんが敷かれ、電光掲示板があり、挨拶や速度・時刻・車内外の温度等が流される。記念品や西洋式の朝食サービスもある。

上海−南京豪華列車「紫金号」
特等・1等・2等があり、床にはじゅうたんが敷かれ、各車両にはトイレが2つある。湯沸かし器も各車両1台づつあり、乗務員がお湯を配りに来る。特等・1等の乗客に対し、お茶・コーヒー・お菓子のサービスを始め、新聞やお手ふきのサービスがある。また、乗務員は英語・日本語が分かる。
上海−南京は96年高速道路が完成し、エアコン・TV・リクライニングシートのアメリカ製高速バスが走り出し、一時は旅客量が半減したのでその巻き返しに早く、サービスの良い豪華列車を導入した。

上海発九龍行99/100次特快
豪華寝台・軟臥・硬臥・浴室・車内電話(国際電話も可能)等一般列車に比べ豪華。

これらの列車は車両も新式で設備も新しいので、古い車両を使っている列車に比べ6割近く高いが、それでも飛行機よりは安く、快適な旅が過ごすことができます。

こんな記事を読むと、中国もサービスがいいなと思いがちですが、やはり、中国らしい所もあります。次の投稿は、その中国らしさが分かる投稿です。

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汽車旅は楽しい?

汽車旅は中国人民の生活の縮図といっても過言ではありません。軟臥・軟座は比較的裕福な方が、硬臥・硬座は普通の人民が乗車しており、身近に中国の人の生活に触れることができます。改札前の大行列、荷物の置き場所争奪戦、タバコの煙が車両中に充満、水が流れないトイレ・・・ 機会があれば一度チャレンジしてみては。

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汽車旅体験談

YZ22は結構きついです。二人がけと三人がけの向かい合わせなのですが、 気づくと二人かけには三人、三人がけには4人坐っていたりします。 通路側に肘掛けはないし、窓際は足元に暖房のパイプが走っているし、 三人がけの真ん中は窮屈だし、と大変ですね。
でも、今は昔と違って禁煙≠ナしょうから、すこしは快適かな?。 トランプ持っていく事をお勧め・・しないほうがいいか。 変なルールの博打をやると大変だし、 昔はよく乗ったけど最近はとんと御無沙汰。 柳州→貴陽の「客」で乗ったときはつらかたなー。でもたまには乗りたい。
[china-travelml:04095] Re: 北京〜上海普快 【2000.05.01】
北京〜上海の普快、逆方向ですが、乗ったことあります。やはり硬座 でした。
確か93年夏でしたが、緑色の従来型の客車(YZ22型)で、空調もなく、ひたすら耐えました。
これで硬座は一泊が限界と悟ったよ うなものです。
この列車、「普快」(複数の管理局にまたがるので、直快ですね)、 つまり、急行なので(鈍行は「客」といいます)、特快に比べ、夜中 でも頻繁に停車し、人の出入も激しいので、荷物には注意したほうがいいと思います。
[china-travelml:04087] Re: 北京〜上海普快 【2000.04.29】

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最終更新日:2001.11.01
作成日:2001.06.10